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ブログの曲学阿世

心理を曲げて世間の気に入るようにこびへつらう。

詳しく歴史本を読むと今川義元は名将だったらしい。

しばらくは司馬遼太郎先生の本でも読んで過ごすとしよう。歴史ものの本ばかりを読んでいる。しかし今思えばその先生の影響力は凄いものだ。というのは歴史上の人物像、それは小説を書いた先生によって人々の心に印象を受け付けられるからだ。

歴史好きな人なら、自分なりに調べて違った人物像を描いていくのだが、それは後の話。例えば、今川義元桶狭間の戦い織田信長に敗れたことで有名だが、義元の人物像は、公家!お歯黒をして文化人を気取って、さらに馬にも乗れず、カゴに運ばれて移動する。まるっきり高慢ちきで偉そうなやつ。

しかし調べてみると、今川義元はすごく立派な武将のようだ。彼の息子こそが上記のような人物像であって、親である今川義元は彼の息子にあてた書置きの文章をみればそれが分かる。その文中で、義元こそが、武士として遊ぶびほうけていてはダメだ。武士としての心構えを息子に説いている。武に勤しむべしとお説教しているのだ。これを見ても義元自身が、文化を気取った遊び人でないことが分かる。英名闊達な名武将なのだ。というか彼はもともと相続から北条、武田、そして徳川、織田相手に戦いの連続の人生だ。そして100万石の大名になった。桶狭間で敗れたのは、運としか言いようがない。油断でもいいけどさ。

そんな優れた戦国武将の今川義元。しかし現代の彼のイメージは、やはりお歯黒貴族なんだよね。そういったイメージを植え付けたのは正確な歴史的資料ではなく、小説家の先生方であることは間違いないだろう。